誰もが気になる補聴器との違いとは
ところで皆さん、耳の聞こえが悪いと言うと何を装着しますか?ほとんどの方は補聴器と答えるでしょうが、集音器としてのみみ太郎とどう違うのでしょうか。
両者の違いが分かればますますその魅力に取りつかれると思いますよ。
音の伝わり方に違いあり
両者の違い、それは音の伝わり方です。補聴器は骨を振動させて聴覚神経を刺激、脳へ伝えて音に変換する骨伝導式です。
音は集音マイクなどで集められ、顎などに取りつけた骨伝導スピーカーなどを通じて増幅されます。ですから難聴が重度である、鼓膜がないと言う方に向いていると言われているのです。
一方みみ太郎は人間の耳の構造を研究し、そのまま集音器にしたタイプになります。音の大きさや距離、方向に速さといった4つのステップが鼓膜を振動させて脳に伝えると考えたのです。
人工の耳介をシリコンで作り、取り込み口に設けてマイクを設置することで、自然でクリアな音が聞こえてくると言うことです。さらに耳の骨にイヤホンが当たりますので、骨伝導の役割もわずかながらになっているのです。
体への影響にも違いが
補聴器とみみ太郎の大まかな違いは音の伝わり方にあります。ではその結果、体にはどのような影響が生まれるのでしょうか。
一つは頭痛が起こりにくいと言うことです。音源を拾い、自然と音を聞きますし、骨を振動させないため頭痛が起こりづらいのです。
骨伝導の場合人によっては吐き気などの体調不良を起こしますが、そういった心配も一切ないと言うことです。
明瞭でクリアな雑音の混じらない音を聞き取ることで、疲れずに自然と音になじむことができる、これがみみ太郎と補聴器の違いと言えるでしょう。
さらに左右に聞こえの差がある場合、補聴器はお店で調節してもらう必要がありますが、みみ太郎は自分でボリューム調整をすることができます。
片耳用のイヤホンもありますので、あなたの耳の状態に合わせて試用することができると言うことです。このように大きな違いを持ったみみ太郎、補聴器と一度比べてみてはいかがでしょうか。